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存在を許されない哺乳類 4




 マソラさんはネズミをくわえて家に駆け込んでいきました。
 彼女にとって家が安心できる場所だという証明です。
 うれしいですよ。それはね。ツンデレのあの子も家は好きなのね。

 だけど私は、ネズミのいる家は好きじゃない。

 オス2匹はまだ冷凍庫と壁の隙間を覗いています。
 私は家に入り、マソラさんを探しました。
 ネズミがまだ生きていて、本の部屋で放されたら見つからなくなる。

 マソラさんは2階でした。
 ネズミをくわえています。そしてネズミは生きています。
 きゃー、ネズミは病原菌でいっぱいよ。マソラさんのあのかわいいお口でネズミを。

 まずい。たぶんマソラさんはネズミを殺せない。
 生き物の殺し方は親が教えないとうまくならないんです。遊んでいるうちに死んじゃうことはあっても殺すつもりで殺すことは出来ないだろう。

 そして今は遊ばせる余裕はない。瀕死のネズミが家の中を走り回る。悪夢です。
 私は殺したくはない。高校の時にラットを解剖させられて、そのせいで5年間菜食主義になったんですよ。

 車庫に戻ってマリたんを呼びました。マリたんの野良育ちという経歴に期待します。彼なら殺せる。
 オス2匹はまだ隙間を見ていました。
 オスってね・・・残念な子が多いんだよね。

 動きやしないのでマリたんを抱え、マソラさんたちを見せるとマリたんの目の色が変わりました。
 ちょうどマソラさんが口を緩めてネズミが逃げました。

 やっぱりまだ生きてるщ(´□`)щ オーマイガーッ!!

 あっという間にネズミはマリたんの口に。
 死んでいるようです。
ネズミ
 マリたんの口元を拡大していただければ、何となくわかるかと。
 そのものを撮ったりもしたんですが、さすがに・・・

 よくやった。さすがマリたん。
 あとはマナセを投入し、どさくさにまぎれてネズミを取り上げました。

 よくやったとほめるべきなのでしょう。
 私が猫に求めていた役目を果たしたので。
 だけど、だけどさ。

 ちなみに翌年、また車庫に入ったネズミをマソラさんが捕まえました。
 その時は前兆はなく、「もう入ったら」とドアを開けた途端、ネズミをくわえたマソラさんが駆け込んできました。
 その後を追ってオス2匹が走ってきます。

 家の中でもマソラさんがくわえたまま走り、オス2匹がそれを追います。
 その後から手に買い物袋を巻いた私がついていきます。「それちょうだい」と言いながら。傍から見たら面白い光景だろうな。
 2回目でもあるし、もう死んでいたので、1回目ほど混乱しませんでした。

 犬も猫もウサギもハムスターも好きだけど、ネズミはだめだ。
 ネズミはだめだ。


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ノウラ

Author:ノウラ
 札幌近郊の田舎の一軒家に猫3匹と住んでいます。
 2015年8月9日からブログをはじめました。
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